曇りの夜は暖かい

兎にも角にも朝が来たら起きなければいけない。

立ち止まる

まだ大丈夫だと耐えられる時と、もう駄目だと耐えられなくなる時、それは一体どこでどう違ってくるのか、そこの境界は何であるのか。それはもちろん自分の中だけにあるもので他人とは異なるものであるから、自分以外は誰も知る由もない。

心は実態のないものであるはずなのに、確かに心は「折れる」。

折れる時と折れない時、人は「支え」がないと生きてはいけないのだろうか。

自分の支えとなっているものは何であるのか。ただ、何も考えず、支えもいらず、不規則に飛び回る紋白蝶のように生きていくことはできないのだろうか。

ただそこに在ることが当然のように、今を生きていたい。