曇りの夜は暖かい

兎にも角にも朝が来たら起きなければいけない。

生と死、ドウダンツツジその2

自分の中ではすでに解決したことを、時間を置いて周囲に問題として扱われることがたまにある。それは、潜在している物事が表在化するまでには、ある程度時間がかかるから仕方がないことなのかもしれない。ただ、せっかく田畑を耕して土に埋めた種を、こっちの畑の方が栄養がいいからとすぐに掘り返されてしまうような、そんな気持ちになるのだ。

 

一昨日、部屋に飾ったドウダンツツジの根本を少しだけ切った。少しだけ葉が潤ったような気がしている。相変わらず、ところどころに枯れた葉はあるが、枝先には新しい芽が出ている。枯れゆくものとこれから生えゆくもの。生と死はいつでも共存しているのだなと思う。