曇りの夜は暖かい

兎にも角にも朝が来たら起きなければいけない。

笑っていないと

ここにログインするのは、なんだか久しぶりになってしまった。

とくに理由があったわけではないが。

ここにログインして、何かを書こうとするときは、いつも何かに少しだけ苦しんでいる。

 

笑いながら話しているのに話すことが辛い内容であると、聞いている方は余計に悲しいらしい。私はよくなんでも笑いながら話すらしい。そう誰かに指摘された時、今まで鉛のように底に沈んでいた塊が、うずうずと動き出し、気がついたときには形を変えた何かが溢れそうになっていた。いや、すでにいつも気がついたときには溢れているのだ。

 

笑っていないと立っていられないから、人は笑うこともある。話した瞬間に現実は重くのしかかる。人は、どうしようもない現実を目の前にした時、笑うしかないのだ。そうしないと、そうして生きていかないと、生きていかれない。こんなに高度な技術を人は無意識にでもそうするのだから、利口というのか愚かというのか、崇高で奇妙な生き物だとつくづく思う。