曇りの夜は暖かい

兎にも角にも朝が来たら起きなければいけない。

1日が終わるのを待つ

この気持は一体何なのだろう。登山仲間から送られてくる山の写真を見ても、なにも心が動かない。腕には小さな蕁麻疹がぽつり。友人から送られてくるメッセージが、自分とは関係のない出来事のように、ただ目の前を過ぎる。

滑るように自分の考えや言葉が出てくる日もあれば、書いては消しを繰り返し、なにも書けない日もある。ここ数日は、とにかく何も書けない日が続いている。理由すら考えられない。

そういうときは、なにもせず、ただじっとその日が終わるのを待つ。明日を待っているわけではない。ただ、何もせずにいるということ。何もしないということをする時間。余白がないと人は生きていけないのだから。