曇りの夜は暖かい

兎にも角にも朝が来たら起きなければいけない。

仕合せ

人生というのは基本的に辛くて苦しい。それがベースであるのだから、幸せを求めることなどは決してしない。そのほうがずっと楽だからだ。

冷たい雨が降りしきる中でそっと小さな傘をさすように。あるいは、暗くて永遠と続く海の中にかすかな光が射し込むように。幸せというのは、そういうものなのだろう。そいうものでなければ、一体どう生きていけばいいというのだろう。